お灸で免疫力アップ
2020-03-05
こんばんわ。
鍼灸整体院武蔵 院長 田中です。
世間が新型コロナウィルスで騒がれておりますね。
80%が軽傷とのことですが、不幸にして重症化してお亡くなりになられる方々は、多くが持病があったり、高齢者だったということを聞きます。
感染しないようにすることは大事ですが、免疫力を高めることも大切だと私は思います。
免疫力低下の原因は、加齢、冷え、運動不足、喫煙、ストレス、過度の飲酒、睡眠不足などがあげられます。
では、免疫力を上げるにはどうしたらよいのか?
簡単です。
身体を温めて、運動して、たばこやお酒はほどほどにして、しっかりと睡眠をとって、ストレス解消をすればよいのです(笑)
誰でもわかっているわと突っ込みを受けそうですね。
鍼灸師として他にアドバイスをするとすると『お灸』をお勧めします。
知っている人は知っている。
お灸をするとなんと白血球の数が増えるのです。
簡単に説明すると、お灸をすることによって、皮膚を焼かれていると勘違いした身体が反応して、白血球を増やすのです。
これは、毎日お灸をすることによって増えていきます。
お灸を辞めたとしてもしばらく白血球の数は高い数値をキープします。
患者さんへお灸を勧める理由は、低コストで毎日可能だからです。
薬局へいきお灸を買って体の押して気持ち良いところへ火をつけてお灸を置くだけ。
たったこれだけで、白血球が増えるのです。
話は少し脱線しますが、
『ヒートショックプロテイン』という言葉を聞いたことありますでしょうか?
細胞の損傷を防ぐタンパク質です。
私は南極料理人で知ったのですが、レタスなどの葉物を50度のお湯につけるとパリパリになるあれです。
熱ストレスによって鮮度が戻るというのもです。
ヒートショックプロテインの生理作用は、
①生体防御作用(ストレス防御)
②免疫増強作用
③抗炎症作用
④タンパク質の介添え役
タンパク質の合成・運搬・分解の補助
です。
入浴で体へ温熱刺激を加えるとヒートショックプロテインが活性化され免疫力が上がるということです。
お灸をするのもよいし、入浴でしっかりと体を温めることも有効になります。
新型コロナで世間が騒がしいところ、しっかりと自分の身は自分で守るようにしましょう!